経年劣化というものは何にでも発生することであり、決して避けて通ることはできません。
高速道路もその一つ。

東北道も開通から年月経ち、定期的に維持管理はなされているものの、大規模に保守整備をし直さなければならない箇所も増えてきています。

その中でも「東北道リニューアル工事」と銘打って、国見IC~白石IC間で「宮城白石川橋」の床版取替工事が行われました。

高速道路リニューアルプロジェクトに関してはこちら・・・ https://www.e-nexco.co.jp/renewal/


高速道路の上下線を活用した「昼夜連続対面通行」という、珍しい風景。
本線上では対面通行区間に入る手前から規制が敷かれています。

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白石IC方面。
既に上り線では一車線が規制されていました。

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跨道橋には「終日対面通行規制」の横断幕

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国見IC方面
この先に床版取替工事中の宮城白石川橋があります。
対面通行になる旨の看板が設置されています。

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徐々に対面通行区間が見えてきました。
中央分離帯にあるガードレールは外され、上下線のレベルを合わせるため、アスファルトが敷かれ区画線も引き直され、本来の上り線が下り線側へと擦り付けられています。

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対面通行区間の始まりです。
車線切り替えの風景が良くわかる地点

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いつも見ている、走っている高速道路とは違う風景が・・・
何とも異色ですね。

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宮城白石川橋の床版(床板)の更新工事ということで何とか見てみたいと思い上がってきた場所。
並走するのは国道4号
東日本の大動脈が並走し、合計8車線となる圧巻の区間

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普段は時速100km/hの空間が工事現場になる風景

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奇しくも、宮城白石川橋の全景は見えず。

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高速道路という重要なインフラを維持管理して、長寿命化を図るこの工事。
次の世代へと繋げる大きなプロジェクトだということを知ることが出来ました。

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