三陸道が仙台から宮古まで直結したときに、「どのように繋げたんだろう」と真っ先に思い浮かんだ区間がありました。

宮城県気仙沼市只越にある、国道45号の「只越大橋」の個所です。
既存の国道45号のすぐ脇の限られた敷地の中に三陸道本線を通すためのトンネルを掘り、すでに供用済の只越大橋から霧立トンネルへと繋げる…工事中に何度か通りましたが、その都度に心を惹かれる風景でした。

さて、開通後の風景はどうなのか・・・

そこは「唐桑半島IC」として生まれ変わっていました。
国道45号と三陸道に車線が分かれています。

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仙台方面へ三陸道本線に合流するランプがあります。
開通後は三陸道へ流れる車が相当数でした。

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路面標示にも「三陸道」
緑のカラー舗装が施工されています。

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三陸道は自動車専用道路のため、歩行者や自転車は進入禁止です。

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足場が架かっているのは、国道45号の交通を支えていた、かつて只越大橋。
現況の橋梁は三陸道の線形に関わる拡幅が困難であったため、新設で橋を架け替え、既存の只越大橋は三陸道が開通後に撤去されるとのこと。この風景は撤去中の姿でした。

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さて、国道45号を更に仙台方面へ進みます。
唐桑トンネルの接続部分はどうなっているのでしょうか。