国道282号を秋田県小坂町から青森県平川市に入ります。
ここから峠は下り坂。

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その途中に現れたのはコンクリートの擁壁でした。
何故ここだけ、コンクリートの擁壁があるのか違和感を覚えます。
青森方面を見ますが・・・

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逆に秋田方面を。
コンクリートの擁壁がポツンと。落石防止柵かと思っていました。

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不自然なコンクリート擁壁の真向かいにそれはありました。
巨大なコンクリート構造物です。それもかなり年を重ねた重厚感。この構造物はいったい何なのか…

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苔むしたコンクリート構造物にあるのはプレート。
「東」「北」「自」「動」「車」「道」
東北自動車道の文字です。
この構造物の正体は「東北自動車道 坂梨トンネル」・・・国道282号の下を通っていたのです。
このトンネルで秋田県と青森県の県境を通過します。


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こんな茂みの中でも存在感を放つ構造物・・・
上り線側(盛岡方面)のトンネルです。

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国道を走っていれば、まず気が付くことのない構造物です。
実際、私も一度走り過ぎました。気になったのは、突然現れたコンクリートの擁壁だったのですから。
まさか、東北道のトンネルが国道の下を通過しているなんて思いもしませんでした。

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下り線側(青森方面)のトンネルには「坂梨トンネル」のプレートが。

谷間の様な地形になっているこの場所は、トンネル出口と入口の間隔があまりに短く更に風雨の影響を受けやすいような地形であるため、短い間隔で坑口を設けるよりは一本のトンネルとして繋いでしまった方が道路の維持管理や安全が確保されるという考えでこのように、トンネル構造物を露出させてでも繋いだのではないかと考えられます。


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